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お取り寄せグルメが届いたとき、「冷蔵と冷凍、どちらで保存すればいいの?」「一度開けたら何日くらい大丈夫?」と迷うことがあります。せっかく選んだ商品だからこそ、できるだけおいしい状態で、安心して楽しみたいものです。
保存で最も大切なのは、まず商品のパッケージに書かれている保存方法・消費期限・賞味期限を確認することです。そのうえで、冷蔵と冷凍の特徴を知っておくと、食べるタイミングに合わせて管理しやすくなります。
冷蔵保存と冷凍保存の違い
冷蔵保存は、食品を低温で保ちながら、比較的短期間で食べるときに向いています。一方、冷凍保存は食品を凍らせることで、冷蔵より長く品質を保ちやすい方法です。ただし、冷凍しても食品の劣化が完全に止まるわけではありません。
冷蔵保存が向いているもの
冷蔵保存は、数日以内など比較的早めに食べる食品に向いています。たとえば、要冷蔵の惣菜、ハムやソーセージ、乳製品、生菓子、開封後の食品などです。
冷蔵庫内は場所によって温度が異なります。商品に「10℃以下」「要冷蔵」などの表示がある場合は、その表示を優先して保存しましょう。肉や魚介類は汁が他の食品に付かないよう、袋や容器に入れて分けておくと安心です。
冷凍保存が向いているもの
冷凍保存は、すぐに食べない食品や、もともと冷凍状態で届いた商品に向いています。冷凍の肉や魚、餃子、惣菜、パン類、スイーツなどは、表示に従って冷凍庫で保存します。
家庭で食品を冷凍するときは、ラップでぴったり包むか保存袋に入れ、できるだけ空気を抜くのがポイントです。空気が多く残ると、乾燥や霜、におい移りなどが起こりやすくなります。
お取り寄せグルメが届いたら最初に確認したいこと
1.「要冷蔵」「要冷凍」の表示を見る
見た目が似ていても、保存方法は商品ごとに違います。真空パックだから常温でよいとは限りません。箱や袋に書かれた保存方法を最初に確認し、冷蔵・冷凍が必要なものは届いたら早めに冷蔵庫や冷凍庫へ入れましょう。
2.賞味期限と消費期限を確認する
賞味期限は「おいしく食べられる期限」、消費期限は「安全に食べられる期限」の目安です。どちらも、表示された保存方法を守り、未開封で保存した場合を前提としています。開封後は期限にかかわらず、できるだけ早めに食べることが基本です。
3.すぐ食べない分は小分けにする
肉や魚、惣菜など量が多い商品は、1回で使う量に分けて保存すると便利です。必要な分だけ取り出せるため、何度も解凍と再冷凍を繰り返すのを避けやすくなります。
冷蔵保存を上手にするコツ
冷蔵庫は詰め込みすぎると冷気が回りにくくなります。厚生労働省では、冷蔵庫や冷凍庫は詰めすぎに注意し、目安として7割程度にすることを案内しています。
また、調理済みの料理を保存する場合は、あら熱をとったら清潔な密閉容器に入れるかラップで包み、早めに冷蔵庫へ入れます。長時間室温に置いたままにしないことも大切です。
冷凍保存を上手にするコツ
できるだけ早く凍らせる
家庭で冷凍する場合は、厚みを薄くして平らにすると、比較的早く凍らせることができます。冷蔵庫に急速冷凍機能がある場合は、取扱説明書に従って活用すると便利です。
空気をできるだけ抜く
ラップや保存袋を使って食品を空気から守ると、乾燥や酸化を抑えやすくなります。保存袋には日付を書いておくと、古いものから使いやすくなります。
冷凍しても早めに食べる
市販の冷凍食品は、未開封で表示どおりに保存することが基本です。農林水産省は、家庭の冷凍庫では開閉による温度変化が起きやすいため、冷凍食品は2~3か月程度を目安に使い切るよう案内しています。ただし、実際の保存期間は商品表示を優先してください。
解凍方法にも注意

解凍方法は商品によって異なります。「冷蔵庫で解凍」「電子レンジで加熱」「凍ったまま調理」など、パッケージの表示に従うのが基本です。
自然解凍が指定されていない食品を長時間室温に置くと、温度が上がって細菌が増えやすくなることがあります。農林水産省では、自然解凍の表示がないものは、電子レンジや流水などを使って素早く解凍するよう案内しています。
こんな状態の食品は無理に食べない
保存していた食品に、強い異臭、容器の膨らみ、不自然な変色などが見られる場合は、無理に食べないようにしましょう。また、冷凍食品に大量の霜が付いている、乾燥が進んでいる、固まりになっている場合は、品質が落ちている可能性があります。
まとめ|商品表示を基本に、食べる予定に合わせて保存しよう
お取り寄せグルメは、正しい保存方法を知っておくことで、届いたときのおいしさを保ちやすくなります。
数日以内に食べるものは冷蔵、すぐに食べないものや冷凍商品は冷凍という考え方が基本ですが、最優先するのは必ず商品の保存表示です。
届いたら保存方法と期限を確認し、冷蔵・冷凍が必要な商品はすぐに適切な場所へ。小分けや密閉も上手に取り入れて、お取り寄せグルメを最後までおいしく楽しみましょう。
参考情報
- 農林水産省「冷蔵庫のかしこい使い方~知ってお得な食品の保存~」
- 農林水産省「ホームフリージングする際の注意点について教えてください。」
- 農林水産省「冷凍室で保存していた冷凍食品の品質はどれくらい保たれますか。」(令和7年度更新)
- 厚生労働省「家庭でできる食中毒予防の6つのポイント」

